5,000文字の記事執筆に1日かかる…
途中から何を書けばいいのか分からなくなる…
このような悩みを持つWebライターは記事の書き方から勉強しましょう。
この記事では、記事の書き方を手順からポイントまで徹底的に解説します。
筆者はWebライターとして1年働き、現在は文字単価4円の継続案件で執筆しています。
最後までご覧いただくと執筆スピード、Webライターとしての生産性が上がります。
記事の書き方を理解して、今より効率的に稼げるようになりましょう!
Webライターが記事の書き方を知るべき理由
まずはWebライターが記事の書き方を知るべき理由を2つご紹介します。
書き方を知ると執筆速度が上がる
書き方の流れを知ることで、最適な順番で着手できるので執筆速度が上がります。
Webライターは記事単価や文字単価で報酬が設定されることが多いので、執筆速度の上昇が時給の上昇に繋がります。
適切な手順で効率的に執筆しましょう。
記事を書く目的を見失いにくくなる
記事の目的を見失うと、誰にも刺さらない記事になります。
例えば「ダイエット 筋トレ」を対象に記事を書くとします。
ダイエット目的で筋トレを始める方に、ボディービルダーが好んで食べるブロッコリーや鶏胸肉の情報は刺さりません。
近いニーズでも少しズレると全く刺さらないので、目的を見失わないように記事の書き方を学びましょう。
Webライターの記事の書き方
ここからはWebライターの記事の書き方をご紹介します。
記事の書き方には6ステップあります。
順番にご紹介します。
また、例で使用する想定キーワードは「ダイエット 筋トレ」です。
キーワードを徹底的に調査する
Webライターで受注した場合、キーワードが指定されます。
まずはキーワードから検索者の検索意図を洗い出しましょう。
キーワード調査にあたって以下の3点を定めましょう。
- ペルソナ
- 記事の目的
- 記事で伝える内容
順番にご紹介します。
ペルソナの設定
記事を書く上で大切なのが「誰に向けて届ける記事」を明確にすることです。
誰に向けて書くかを明確にしないと、誰にも刺さらない記事になってしまいます。
「ダイエット 筋トレ」で検索するとサジェストに「男」「女性」など幅広い方が表示されます。
さらに調べると「自宅」という単語がありました。
今回はペルソナを「自宅で筋トレを行う人」と設定します。
記事の目的の設定
そもそもなんで記事を執筆しているか考えましょう。
記事の内容にもよりますが、多くは「読者に正しい情報を伝える」「自社商品などを売る」です。
情報を伝える場合と商品やサービスを売る場合では伝え方が異なります。
今回は家でできる、初心者向けのメニューを伝えることを目的とします。
記事で伝える内容を洗い出す
記事の内容を洗い出すために、再度キーワード調査を行いましょう。
サジェストなどを利用することで、検索者のニーズを特定できます。
「ダイエット 筋トレ」で検索すると以下のサジェストが表示されます。
検索サジェストから以下のニーズがくみ取れます。
- 筋トレを行う最適な頻度を知りたい
- 筋トレと有酸素運動のバランス、順番を知りたい
- 筋トレを行うのに適している時間帯を知りたい
- 筋トレのメニューを知りたい
これらのニーズを解決する内容を決めていきましょう。
サジェストの少ないキーワードから多くのニーズを抽出できました。
このように、キーワード調査は非常に重要です。
キーワード調査にはキーワード調査ツールを活用しましょう。
以下の記事で無料ツールを8つご紹介していますので、ぜひご覧ください。
具体的な構成は次の章で設定します。
構成、タイトルを考える
まずは結論を決める
文章で大切なのは結論ファーストであることです。
まずは記事の目的に合わせた結論を決めましょう。
今回は以下のように設定しました。
ダイエットを失敗し続ける方におすすめは自宅筋トレ
タイトルを決める
結論が決まったらタイトルを決めましょう。
当然ですが、タイトルは非常に重要です。
タイトルで気を引かないと、どんなに良い内容の記事も読まれません。
今回は以下のタイトルを設定しました。
【ダイエット成功の秘訣】次こそ成功!効果的な自宅筋トレをご紹介!
タイトルを決めるコツはたくさんあります。
ここでは厳選して3つご紹介します。
検索キーワードは必ず入れる
SEOの評価を上げるために、キーワードは必ずタイトルに入れましょう。
キーワードを入れないと、検索エンジンが記事を正しく評価できません。
具体的な数字を入れて、明確なイメージを持たせる
数字を入れることで、明確なイメージを伝えられます。
今回の例では入れていませんが「-5kg」や「2週間で痩せる」などを入れると読者のイメージが鮮明になるでしょう。
全角で30文字前後に収める
タイトルが長すぎると全体が表示されなくなるので、なるべく30字以内に収めましょう。
30文字以上になってしまう場合は、重要な単語を文頭に持っていくことを意識してください。
構成を決める
結論、タイトルが決まったらいよいよ構成を考えていきます。
結論に向けた筋道を立て、調べたキーワードを散りばめましょう。
今回は以下のように設定しました。
(導入文)
- ダイエットに自宅で筋トレがおすすめな理由
1-1. トレーニング開始のハードルが下がり、継続しやすい
1-2. 好きな時間に筋トレができる
1-3. 筋トレの目的が筋肥大でなくダイエットなら自宅で十分 - 自宅で出来るダイエット向け筋トレ3選
2-1. スクワット
2-1-1. スクワットのやり方
2-1-2. スクワットのポイント
2-2. 腹筋
(省略)
2-3. (省略) - ダイエット向け筋トレQ&A
3-1. ダイエット向け筋トレの最適な頻度はどのくらい?
3-2. 筋トレと有酸素運動はどちらから行うべき?
3-3. 筋トレの効果が高くなる時間帯は?
3-4. ダイエット向け筋トレで買うべき機材は? - 自宅筋トレを継続して、ダイエットを成功させよう!
ご覧のように、検索者のニーズを見出しに入れています。
記事構成のより詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
記事本文を執筆
結論、構成が決まったらいよいよ本文の執筆です。
本文執筆のポイントを2つご紹介します。
1つの見出しで伝えることは1つ
1つの見出しで複数の主張をすると、見出しと内容の軸がブレる場合があります。
そのため1つの見出しで伝えることは1つにしましょう。
記事全体の構成を練ったにも関わらず、見出しと本文がズレていると意味がありません。
1つの見出しで伝えることは必ず1つにしましょう。
正しい文章、伝わりやすい文章を執筆
ここで初めて文章力が必要になります。
文章に自信が無い方は「文賢」がおすすめです!
文賢とは100を超える視点から文章をチェックしてくれる文章作成ツールです。
誰でも簡単に高品質な文章を作成できます。
文章に自信が無い方は、文賢で正しい文章を作りましょう!
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また、自身の文章力を上げたい方は重要な文章術を押さえましょう。
以前の記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
リード文を書く
本文の執筆が完了したらリード文を執筆します。
リード文とは記事冒頭に記載する導入文のことです。
その記事に何が書いてあり、誰のどんな疑問を解決するのかを伝えます。
加えて筆者の権威性を記載できるとベストでしょう。
今回は以下のようなリード文を作成しました。
ジムに契約したけど続かない…
またダイエットに失敗した…
このような方は自宅で筋トレがおすすめです!
この記事は筋トレ歴10年の筆者が自宅でトレーニングを始めたい初心者に向けて
- ダイエットが目的なら自宅筋トレがおすすめな理由
- ダイエット向き筋トレメニュー、ポイント
- ダイエット向き筋トレの疑問への回答
をご紹介しています。
最後までご覧いただくと、効率的に自宅筋トレが進むようになります。
この記事を読んで、なりたいスタイルを手に入れましょう!!
ここからはより具体的なポイントを2つご紹介します。
リード文の文字数
リード文の適切な文字数はよく議論されます。
個人的な意見ですが、リード文の長さは解決する疑問によって変えるべきです。
疑問が深刻な場合は長く、軽い場合は短くします。
借金や病気に関する記事なら長く、新商品の紹介でしたら短くしましょう。
読者に呼びかけて引き込む
文章の冒頭で読者の疑問を投げかけましょう。
投げかけた質問を抱いている方は最後まで読んでくれる確率が上がります。
リード文についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
文章を調整する
もう記事が完成したと思っている方もいるでしょうがお待ちください。
最後に必ずチェックすべきポイントは6つあります。
- 文末表現を確認
- 1文が長すぎないか確認
- 表記ゆれがないか確認
- 文章のねじれがないか確認
- 漢字とひらがなのバランスを確認
- 述語のまとめ方に違和感がないか確認
以上6つは必ず確認しましょう。
詳しい確認方法は以前の記事でご紹介しています。
何度も読み返す
文章を書き終わり、調整も完了したので終了と思っている方、ちょっと待ってください。
最後に重要なのが何度も読み返すことです。
提出する前は何度も読み返してミスがないか確認しましょう。
理想は執筆後1週間明けたいですが、難しい場合は最低1晩はあけてから読み返しましょう。
記事の書き方を理解して、効率的に執筆しよう
記事の書き方を理解するだけで執筆スピードは驚くほど上がります。
1記事で何時間もかかってしまう方は記事でご紹介した手順で執筆しましょう。
Webライターは作業効率が時給に繋がります。
より稼げるようになるために、作業効率を上げて執筆に取り掛かりましょう!
高品質な記事を効率的に書けるようになったら実力が上がった証拠です。
実力が上がったら実力に見合った単価で作業しましょう。
Webライターの単価を上げる方法を以前にご紹介していますので、ぜひご覧ください。
2022/6/26〜
社会人4年目
プログラム歴9年/Webライター歴3年
副業収入が安定してきたのでストック型ビジネスを行いたく始めました。
Webライター、プログラミングスクールメンターを行っています。
本業は都内企業でデータサイエンティスト。
Pythonの自動化、データ分析、VueのWebアプリ開発が得意です。
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