【Webライター必見】読点を使いこなして読みやすい文章を作ろう!

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読点の使い方仕事術

あなたは読点を使いこなせていますか?

あなたの文章が読みにくい原因は、読点を使いこなせていないからかもしれません。

読点は多すぎても少なすぎてもダメです。

この記事では読点のルールを11個ご紹介します。

各ルールに例文を添えていますので、最後まで読んで読点をマスターしましょう!

  • 主語に長い修飾語が付く場合打つ
  • 同じ種類の語が続く箇所に打つ
  • 逆説を強調するために打つ
  • 原因や理由、条件の後に打つ
  • 引用を明確にする際に打つ
  • 助詞の省略した箇所に打つ
  • 複数ある主語と述語の関係を分かりやすくするために打つ
  • 係り受けを明確にするために打つ
  • 修飾語と被修飾語を分かりやすくするために打つ
  • 文中に主部がくる場合、直前に打つ
  • 並列に物事や情報を並べるときに打つ
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読点を意識するべき理由2選

読点の使い方

言葉同士の関係が分かりやすくなる

読点がない文章は、どこで区切られているのか分かりません。

そのため、読者が区切る位置を考えて読む必要があります。

また、読者が意図した区切りを行わないと意味が変わってしまう場合があります。

誤読を防ぐためにも、読点は適切に打ちましょう。

リズムを整え、内容が入りやすくなる

文章を読む際、黙読であっても頭の中で音読しています。

読点の無い文章はリズムを作りにくいため、内容が入ってきにくくなります。

そのため、音読のリズムを整えるために、読点を適切に入れましょう。

リズムを整えてあげると、内容が入りやすく離脱率を下げられます

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読点のルール11選

読点の使い方

読点の重要さを確認したところで、ここからは読点のルールを11個紹介します。

主語に長い修飾語が付く場合打つ

文章には主語と述語があります。

文章が長くなればなるほど、どれが主語・述語か分かりにくくなります。

そのため、正しく読点を打って主語を明確にしましょう。

毎日朝7時に起きて運動をする先輩の山下さんは年齢より若く見える

毎日朝7時に起きて運動をする先輩の山下さんは、年齢より若く見える

GOOD例では主語が「山下さん」とすぐに分かります。

同じ種類の語が続く箇所に打つ

漢字やひらがな、カタカナが連続すると文章は読みにくくなります。

視覚的に分かりやすくするために、適切に読点を打ちましょう。

先輩は一生懸命勉強して資格を取得した

先輩は一生懸命、勉強して資格を取得した

ひらがなやカタカナも同様に、連続する場合は読点で区切りましょう。

読点は文章のわかりやすさにかかわるため非常に重要だ

読点は文章のわかりやすさに、かかわるため非常に重要だ

逆説を強調するために打つ

逆説の場合、前の文章と後ろの文で主張が異なります。

そのため、読点を打って文章の関係をはっきりさせると、より分かりやすいです。

あの投資は利益率が高いが行わない方がいい

あの投資は利益率が高いが、行わない方がいい

ご覧のように逆説が協調され、文章同士の関係が分かりやすくなります。

原因や理由、条件の後に打つ

読点の使い方

原因や理由、条件の後に打つと「原因と結果」や「理由と結論」の関係などが分かりやすくなります。

もし100万円当たったら新しい車を買いたい

もし100万円当たったら、新しい車を買いたい

GOOD例ではどこまでが条件、どこからが結論か一目で分かります。

引用を明確にする際に打つ

文中に引用する場合、読点を打つと分かりやすくなります。

廊下は走らないと張り紙に書いてあった

廊下は走らない、と張り紙に書いてあった

GOOD例では、張り紙の内容が「廊下は走らない」と一目で分かります。

助詞の省略した箇所に打つ

文章では、名詞に「が」「を」「と」「に」「の」などが付いてくる場合があります。

これらが助詞です。

助詞は省略しても意味が通る場合が多いです。

ただし、省略する場合は読点を打ちましょう。

旅行する際荷物確認は重要だ

旅行する際、荷物確認は重要だ

こちらの例では「旅行する際(に)」の「に」を省略しています。

BAD例でも意味は通じますが、文章を分かりやすくするために読点を打ちましょう。

複数ある主語と述語の関係を分かりやすくするために打つ

1文の中に主語と述語が複数ある文章を「重文(じゅうぶん)」と言います。

複数の主語・述語がある場合は組み合わせを分かりやすくするために読点を打ちましょう。

佐藤さんは料理をする鈴木さんに質問をした

佐藤さんは、料理をする鈴木さんに質問をした

GOOD例は一目で「佐藤さん・質問をした」と関係が分かります。

係り受けを明確にするために打つ

読点の使い方

主語と述語や修飾語がどこを修飾しているかの関係を「係り受け」と言います。

読点を打たないと文章の意味が確定できない場合があります。

営業成績が良い齊藤さんと森田さんはいつも笑顔だ

営業成績が良い齊藤さんと、森田さんはいつも笑顔だ

営業成績が良い齊藤さんと森田さんは、いつも笑顔だ

BAD例では「営業成績が良い」のが「齊藤さん」か「齊藤さんと森田さん」なのか判断できません。

このような文章は係り受けが明確でないので、誤解を招く可能性があります。

読点を打って、係り受けを明確にしましょう。

修飾語と被修飾語を分かりやすくするために打つ

修飾語と被修飾語が離れている場合は読点を打って関係を分かりやすくしましょう。

木村さんは一生懸命数学を勉強している後輩のために教材を作成した

こちらの文章は「一生懸命」が「勉強している」と「作成した」のどちらを修飾しているか分かりません。

一生懸命勉強している場合

まずは一生懸命勉強している場合を見てみましょう。

木村さんは、一生懸命数学を勉強している後輩のために教材を作成した

ご覧のように被修飾語が明確になりました。

しかし、文章の順番を変えることでより分かりやすくなります。

一生懸命数学を勉強している後輩のために、教材を作成した

読点にこだわらず、文章の順番を変えることも視野に入れましょう。

一生懸命作成した場合

今度は「一生懸命」の被修飾語が「作成した」の場合です。

木村さんは一生懸命、数学を勉強している後輩のために教材を作成した

ご覧のよう直後の「数学を勉強している」を修飾していないことを表します。

こちらも文章の順番を変えることでより分かりやすくなります。

数学を勉強している後輩のために、一生懸命(、)教材を作成した

漢字が連続しているように感じる方は一生懸命の後にも読点を打ちましょう。

文中に主部がくる場合、直前に打つ

文中に主部がくる場合、主部を強調するために読点を打ちましょう。

作業が多すぎて飯田さんは仕事をやめた

作業が多すぎて、飯田さんは仕事をやめた

ご覧の通り、読点を打つと主部が分かりやすくなります。

並列に物事や情報を並べるときに打つ

1文で複数の情報を並列に紹介するときは、読点を打って並列と分かりやすくしましょう。

筆者はプログラミングスクール講師とWebライターとブロガーで収入を得ています

筆者は、プログラミングスクール講師と、Webライターと、ブロガーで収入を得ています

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読点を打つ際の注意点2選

読点の使い方

カッコの前後には打たない

読点は区切る記号です。

そのため、既にカッコで区切られている箇所に読点は、不要です。

中村さんは、「旅行は楽しい」と話した

中村さんは「旅行は楽しい」と話した

ご覧のように読点を打たなくても区切られています。

そのため読点はカッコの前後には不要です。

1文に3つ以上打たない

並列表現の場合を除いて、読点は1文に3つ以上打たないようにしましょう。

読点が多すぎるとリズムが崩れ、かえって読みにくい文章になってしまいます。

私は、老後まで、健康でいるために、毎日朝、ランニングを、している

少々極端ではありますが、非常に読みにくいのが分かります。

私は老後まで健康でいるために、毎日朝ランニングをしている

さっぱりした読みやすい文章になりました。

1文に読点が3つ以上くる場合は、長すぎる場合が多いです。

「一文一義」を意識して文章を短くする意識を持ちましょう。

詳しくは以前の記事でご紹介しています。

読点を使いこなして読みやすい文章を作ろう

読点の使い方

読点を適切に使いこなせると、文章は一段階読みやすくなります。

読点を打つ箇所に明確なルールはありませんが、自身の中でルールを設けましょう。

読者のことを考えて、読みやすい文章を心がけると良い文章になります。

以前の記事で特に重要と言われている文章術を7つご紹介しています。

文章力をさらに上げたい方はぜひご覧ください。

  • 主語に長い修飾語が付く場合打つ
  • 同じ種類の語が続く箇所に打つ
  • 逆説を強調するために打つ
  • 原因や理由、条件の後に打つ
  • 引用を明確にする際に打つ
  • 助詞の省略した箇所に打つ
  • 複数ある主語と述語の関係を分かりやすくするために打つ
  • 係り受けを明確にするために打つ
  • 修飾語と被修飾語を分かりやすくするために打つ
  • 文中に主部がくる場合、直前に打つ
  • 並列に物事や情報を並べるときに打つ

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